タクシー運転手に転職してよかったと思う方々に、実際にどうしてタクシー運転手を選んだのかを聞いてみると
「やっぱり働きがいがあるから。」
「やりがいがあるから。」
「稼げる。」
そんな風に笑顔で答えるドライバーさんが多いのに驚きます。

転職前の仕事を辞めた理由は様々で、仕事内容や会社に対してイメージと違った、上司や同僚との人間関係に悩んだ、思った通りの働き方が出来なかった、コロナの影響で職場が無くなった、転勤や移動で環境が変わった、時間や休日の条件が変わった、など外的要因がほとんどです。

ではタクシー運転手をするうえで、大きくモチベーションに働きかけているのは何でしょう?

特に大阪の様に人口が多くなればなるほど、それに比例して人間関係の悩みも多くなりますよね。
そこで働き盛りの40代が気になるその魅力的な働きがいがどこにあるのか探ってみましょう。

タクシー運転手が選ぶ転職して良かったこと

タクシー

タクシーの運転手に転職してみて、こんなことがよかった、あんなことがよかったといくつか思い当たる魅力があります。
それはもちろん前職で不満に思っていたことや、かなわなかったことかもしれません。今の自分に解決できたらいいなと思う項目はありませんか?

  • 上司がいない
  • 休みや仕事中の休憩がとりやすい
  • 未経験からでも活躍できる
  • やればやっただけ稼げる

上司がいない

どうしても会社に行くと、上司が気になりますよね。
人間関係でも、仕事の指示を出す上司は大きなストレスの素。
顔を見るだけでも胃が痛くなったり、名前を呼ばれるとミスを指摘されたりしないかと気になる存在です。苦手な上司と会社が終わってからの飲みにケーションも気が重たいですよね。

ですがタクシー運転手には、そばで見張っている上司がいないので気持ちの負担が軽くなります。勤務は基本的に一人仕事なので、利用客の他には気を遣う相手がいません。

休みや仕事中の休憩がとりやすい

家族がいると、運動会や習い物の発表会など家族の晴れ姿を見る機会が増えてきます。
そんな時、休みをもらうのに一苦労した経験はありませんか?会社で営業職ならまだ自由な時間が作れるかもしれませんが、取引先との約束や会議など予定が入っているとすんなりお休みを取るのは至難の業。また上司に言わなければならない。
プロジェクトから外されそうとひやひやするのは、タクシー運転手ならそんな心配はまずありません。

出勤シフトが自由に決められるので、お休みが取りやすい環境にあります。
またちょっと疲れてさぼりたいときの休憩も勤務体制に合わせられるので、長時間働きっぱなしの心配もありません。

未経験からでも活躍できる

転職で気になるのが、希望する職種の経験があるかないかですね。
その条件で仕事を探すと、また同じことが原因で辞めなくてはいけない確率が高くなります。
それがタクシー運転手は未経験でも活躍できる仕事なので新たなステップアップにもなり、一石二鳥。

タクシー運転手には第二種運転免許が必要です。

一般的な普通自動車と呼ばれる運転免許は第一種運転免許なので、国土交通省の一般乗用旅客自動車運転事業であるタクシーの運転は第二種運転免許を取得しなければなりません。
ですが、タクシー会社には第二種免許取得の費用を負担してくれる会社があります。詳しくはそのタクシー会社に問い合わせてみましょう。

やればやっただけ稼げる

タクシー運転手のお給料制度にはいくつかあり、やればやっただけ稼げる歩合制システムがあります。定年後の年金受給者の様に固定給のタクシー運転手もいますが、前職よりも稼いで転職して良かったと感じる方も少なくありません。
中には実際に住宅ローンや自動車のローンを数年で返済してしまった強者もいます。

大阪の様にミナミや梅田、北新地など人口が多いとタクシーの利用者も多くいます。
タクシーは走行距離が長いと利用者が見つかるわけではなく、繁華街やビジネス街で効率良く動けば車を流さなくても見つかりやすくなります。

無線で会社から連絡が来て、お客様を迎えに行く事もありますが日頃からアンテナをはっていると大阪城のコンサート利用客や、大きな国際フォーラムでビジネスマンの移動など人の動きが分かるようになります。
最近では配車アプリのGOを使ったタクシーもあり、ITを利用して利用者からのアポイントも入ります。
目標を自分で決めて達成出来たら、働きがいをもっと感じる事が出来そうですね。

タクシー運転手になって困ったこと

タクシー

中にはタクシーの運転手になって困ったことに遭遇したドライバーもいます。
これはタクシーあるあるで、珍しくありません。
その問題に対しての答えは一つではありませんが、参考になる対応もご紹介します。

・酔っている人の乗車
・この辺でおいしい店どこですか?
・飛ばしてください

酔っている人の乗車

夜の勤務で見かけるのが、酔ったお客様です。何人かで相乗りするパターンや、最後までしっかりお支払いをしている方が大半ですが、途中で寝てしまう方や、話してもろれつが回らないので行き先が分からない方などは困ってしまいます。

最初は起きていても途中でぐっすり眠ってしまい、なかなか起きてくれないとお支払いができない酔客。目がぱっちりしていても、ろれつが回らなくて何をしゃべっているのか分からず、何区で地名が聞き取れないとさすがに地元に詳しいドライバーでも目的地までたどり着きません。

そんなパターンが想定される時には、あらかじめスマホなどに目的地の住所を表示してもらいましょう。
地図のアプリをカーナビに入力すると聞き違いが無くて便利です。

この辺でおいしい店どこですか?

初めての勤務で知らない場所だと、聞かれても困りますよね。
特にマスコミの影響で、タクシーの運転手さんは美味しい店や穴場の店を知っていると思われがちです。他県から転職してきたドライバーや、食べ物屋さんに入るのが苦手、食事はコンビニで節約しているドライバーさんなど状況は様々です。

そんな質問にはネットの方が詳しいですよと、遠回しに言うのも一つのテクニック。
正直に他県から来たことや、コンビニが好きでなどコミュニケーションの一環で赤裸々に話すのも有効ですね。
知りませんと一言で済ませると不親切な印象を与えてしまい、ステップアップに必要な優良運転者の表彰が遠くなるかもしれません。

飛ばしてください

これはこれで危険なので対応できないですよね・・・。

タクシーの利用客には、刑事ドラマまがいのお願いをする方がいます。
理由は様々で、会社や学校に遅刻しそう、乗り物の時間に間に合わない等ありますが法定速度や安全運転を心がけなくてはいけないドライバーにはむずかしいリクエストです。
たとえどんな理由があるにせよ、危険運転は避けなければなりません。

最近のタクシーにはドライブレコーダーや、防犯カメラ等安全運転に欠かせない装備がついています。
そんな時には、ドライブレコーダーに記録されるのでできません、事故の原因になりますのでなどとしっかり理由を告げて理解してもらいましょう。

利用客の体調不良が見られる時は、迷わず救急車を呼ぶことも必要です。
体調の急変や意識がもうろうとしている時は、一刻を争う事もありますので飛ばす理由を聞くことも大切です。

 

より良い転職活動にはタクシー専門の転職サービスがおすすめ

タクシー

タクシー運転手に転職を希望する方は、会社によっていろいろと条件が違う事も知っておいた方が比較検討の材料になります。
その専門の情報が多ければ多いほど、自分の希望する働き方に近い職場を探すことが出来ますね。

ではより良い転職活動をするために、タクシー専門の転職サービスをご紹介します。

2種類ある転職サービス

タクシー専門の転職サービスには2種類あります。
それぞれ特徴が違うので、比較してみましょう。

・求人紹介サイト
大まかにタクシードライバーの求人が載っています。会社名、給料体系(年収、月給、時給等)
勤務体系(昼日、夜日、隔日等)仕事内容が一目で分かるようになっています。それを見てこちらが働きたい企業を選ぶパターン。

・転職エージェント
登録して希望の職種、勤務地、給料、勤務体系等書き込みしたものを企業が見て、スカウトのような形で起業の方からアプローチしてくる。働いてほしい人材を企業が探すパターン。

未経験の方には転職エージェントがおすすめ

タクシー運転手に初めてトライしたいなら、こちらから条件に目を通して探す求人を紹介するサイトよりこちらの条件を汲んでくれる企業が手をあげてくれる、転職エージェントのスタイルがおすすめです。

まとめ

タクシー

タクシー運転手に転職するときには、何を自分の目標にするか決めるのも大切です。

働きがいがあって、やればやるだけ稼げる職種は探してもなかなか見つけにくいものです。
さらには仕事に対して人間関係や休日取得のストレスフリーも大きな魅力です。
今はタクシーもドライブレコーダーや防犯カメラなどの安全装備が設置されていたり、コロナ対策もしっかりとられていたりします。タクシーの会社によっても求人の条件が違うので、タクシー専門の転職サービスを利用して自分に合った転職先を見つけて下さいね。



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