タクシー運転手で稼げるのは東京だけと思っていない?

地方だから使える営業のコツをインタビューしちゃいました

タクシー運転手が稼げるのは大企業や政治家も多く、自家用車を持っている人が少ない東京だけと思っていませんか?

確かに、タクシー運転手の年収を47都道府県で比較すると東京だけが平均年収440万円で突出して高いのです。

都道府県別タクシー賃金

でも、だからと言って「じゃ、東京で稼ごう」とみんなが東京のタクシー運転手に慣れるわけでもないですよね。

今回、編集部では、地方のドライバーで月の売り上げ70万円超えしている40代のタクシー運転手Hさんにインタビューさせていただきました。

Hさんの簡単なご紹介

前職は全くの異業種で、20年間働いており、40歳目前でタクシー運転手に転職。現在はドライバー歴5年。エリアは非公開ですが、雪が降る地域で1人1台車を持っている車社会で、タクシー運転手をやっています。

タクシー運転手を誰でもできる仕事と思っていない?

大事なのはまずは目標をもって仕事をすること

編集部

「大変失礼なことをお聞きするかもしれないのですが、地方のタクシー運転手ってあんまり稼げないイメージがあるんですけど。Hさんは月収70万円なんですが、なんでそんなに平均の年収は低いのでしょう?」

Hさん

「タクシー運転手なんて誰でもできる仕事って思って『タクシー運転手でもやるか』ぐらいの意気込みでやる気もなく舐めて始める人が多いからじゃないでしょうかね。

っていう僕もはじめはタクシー運転手の知り合いもいないし、甘く考えて飛び込んだ部分はあったかもしれませんけどね。

体力や集中力が必要な仕事なんですけど、50歳前後で始める人も多いのであまり体力だって落ちているんですよね。」

編集部

「確かに、平均年齢を見ると東京も55歳、地方だと平均年齢60代ってところもありますもんね。

稼ぐためには体力ややる気が必要ということでしょうか?」

Hさん

「50代60代でも僕と同じぐらいの売り上げの方もいるので、体力をカバーする経験があればいいと思います。

やる気というか、売り上げ目標を意識することは重要だと思うんです。営業成績がいい運転手は『今月は〇万円が目標。このイベントと、年金支給日後には頑張ろう』とか目標を決めているんです。その額を達成するために、今月のイベントを調べて人の流れをつかむんですよ。」

編集部

「なるほど~。そうですよね。どの仕事でも数字を意識するって大事ですよね。

質問なんですけれど、年金支給日って何ですか?」

Hさん

「若い方はあまりピンとこないですよね。偶数月の15日は高齢者に年金が振り込まれるんです。車の運転をしない高齢者も多いので、年金が振り込まれるから郵便局に出向くためにタクシー利用したり、その後に病院とか買物に出かけたりする人が多いんです。」

編集部

「なるほど!そういうスケジュールを把握するのも大事ですよね」

タクシー利用者が増えるのは時だ!

編集部

「年金支給日以外に、タクシー利用者が増える時ってあるのでしょうか?Hさんがこういう日は増えるから気を付けているって時を教えていただけますか?」

Hさん

「会社員の給料日後、ボーナスが出た後の毎月月末は利用者増えますよね。エリア内の従業員が多い会社や工場の給料日は把握しています。

金曜日、土曜日の夜21時とか22時台は、毎週忙しいですね。飲みに行ったら車は運転できませんので。この時は地方でも駅のタクシー乗り場に行列できます。都会と違って深夜の利用者はあまりいないんですけどね。」

編集部

「飲んだら運転できませんね。飲み会シーズンは利用者が増えるということですね。」

Hさん

「そうですね。忘年会、新年会、歓送迎会シーズンは忙しいです。」

編集部

「それ以外で利用者が増えるのはどんな時でしょうか?」

Hさん

「都会も同じだと思うのですが、電車の遅延です。電車の本数自体が少ないのでそんなに多くはないですが。

市民会館でコンサートをやるとか、そういうイベントの時は遠くから来て駅からコンサート会場まで乗せることが多いです。センター試験とか、中高生の県大会予選とか試合観戦は免許を持っていない未成年も多いのでタクシーを利用されることが多いです。

後は法事。9月の連休は遠くから親戚が集まることも多いです。

宗教でいえば、近くにとある宗教の総本山のような施設があって、年に何度かそこに信者の方が集まるんです。お乗せした時に、さりげなく何の集まりか聞いて、次のイベントがいつあるのかも把握したりするようにしていますね。」

編集部

「そうなんですね。1月は新年会、2月は受験、3月4月は歓送迎会、夏と秋は県大会、12月がまた忘年会。1年を通していろいろ需要ありますね。それにしても、細かく地域のイベントを把握されているのですね~」

タクシー利用者が増えるのはこの天気!

Hさん

「あと、鉄板ですが、まずは雨の日は利用者が増えます。」

編集部

「車社会でもですか?」

Hさん

「そうですね。わずかですが徒歩通勤という方もいますし、そういう方が雨の日はタクシーを利用される場合も。

あと雨の日は女子学生が数人で利用することもあるんですよ。男子学生はそういうのはないけど。

台風とか、大雨、大雪って天気が悪すぎると出歩く人そのものが減っちゃうので売り上げ落ちるのですが、ただの雨なら確実に売り上げは上がります。

ただ、稀に大雨や大雪で電車が遅延する時は帰宅のために長い距離利用してくれて1万円以上ってこともありますので、こういう時は電車の運行状況も確認してますね 。」

編集部

「そうなんですね。女子学生が雨の日にタクシーに乗ることもあるのですね。濡れたくないですもんね。

晴れが続くと、逆に利用者は少ないということですか?」

Hさん

「そんなこともないんですよ。気圧の差、気候で具合が悪くなりやすい方って多いんです。特に高齢者とか。

雨の日は膝が痛くなるとかいう高齢者聞いたことありませんか?」

編集部

「あ、祖母もそんなことを言っていたかもしれません。」

Hさん

「そうなんですよね。雨が続いていたら、晴れた日を狙って病院に行くという高齢者も多いです。あとは、暑すぎるからタクシーを使う方も。

あとは、気温の差があるときでしょうか。気温の差があると体調を崩す方は多いです。それでもどこかに出かけなきゃならないとタクシーを使われるケースもあるんですよ。

天気や気温、気圧から利用者の増減を予測したりします。」

編集部

「そうなんですね。すごい!」

常に人の流れを予測して乗務する

地域の人の流れ・イベント・天気を把握すれば稼げる

「地方だから無理」ではなくて、常に地元の人々の活動に注目することで効率よく利用者を見つけ、高収入につながるのですね。

Hさんが日々チェックしていること

  • 天気予報アプリで天気、風の強さ、気温、気温差をチェック
  • 乗り換え検索アプリで電車の遅延をチェック
  • 地元企業の給料日
  • 地元体育館で開催される試合などのイベント
  • センター試験日程、会場
  • 地元文化会館で開催されるコンサートイベント
  • 宗教施設の集会、イベント情報
  • 年金支給日
  • 道路の渋滞などを確認できるアプリ

これだけ、気にして仕事をするだけでも売り上げは変わってきそうですね。

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