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タクシーの仕事はきついと思う方へ
大前提として、楽な仕事じゃないです。
「タクシードライバーは深夜まで仕事をして働きづらい」「きつそう」「最後に行きつく仕事」こんなイメージを持たれる方がほとんどだと思います。
しかし、タクシードライバーという職業は世間のイメージよりも働きやすい面も多いのです。
とはいえ、出勤や休日などタクシー会社は普通の企業とは違うので知らない方も多いと思います。
ここでは、タクシー会社の働き方を紹介しつつ、タクシードライバーは意外と働きやすいという事を、実際の体験談からお伝えしていきます。
僕自身が今は他の仕事をしているのでやめた人間が言うのもおかしいですが、意外と知られていないタクシー運転手のいい面もお伝えしたいと思います。
タクシー運転手をやっていて働きやすいと思った4つの魅力
1.一般企業より休日が多く残業がない
タクシー会社は普通の企業と比較して様々な違いがあります。魅力的な点をご紹介しますね。
タクシードライバーの休日は通常の企業と比べても多いのです。
タクシードライバーという仕事は、お客様の命を預かる仕事なので十分に体を休めなくてはなりません。1日の走行距離や乗務時間も法律で決まっておりほぼ残業がないのです。
そのため、隔日勤務や夜勤などの勤務形態では、出勤すると次の日が休みになる代休があるので、必然的に休日が多くなります。1回の乗務時間は長いものの、月12~13回ぐらいしか仕事がないのです。
実際にタクシードライバーの中には、旅行が好きな方や家庭の事情で休日が多く必要な方などが多く勤務されていました。通常の休みと代休を組み合わせて5連休なども可能です。
社会人になると、連休が取れづらいと言われている中、旅行に行けるのは魅力的ですよね。休みを多く取りたい方・必要な方におすすめです。
2.様々な勤務体制が選べる
タクシードライバーは、様々な勤務体制があり 自分に合った出勤時間を選ぶことができます。
タクシードライバーの勤務形態には主に3種類あります。
日勤
昼の日勤務では、一般的な9時〜18時の8時間勤務です。外が明るい時間に業務ができるので、運転に自身が無い方や夜は家に帰りたい方におすすめです。
夜勤
夜日勤務では、昼日勤務とは真逆の18時〜2時の8時間勤務です。夜に営業活動を行うので、深夜割増料金が発生するので昼日勤務より稼ぐことができます。
運転に多少の自信があり、稼ぎたい方におすすめです。
隔日勤務
隔日勤務では、 昼日勤務と夜日勤務の2日分働く勤務体制のことで約20時間勤務です。この勤務を選ぶ方が一番多いです。
勤務時間20時間で大変と思うかもしれませんが、休憩時間は3時間ありますし代休で次の日が1日休みというのが特徴的です。
また、勤務開始時間は7時〜16時までと様々で自分の都合に合わせて選ぶことができます。稼ぎたい方・休日を多く取りたい方におすすめです。
3.休憩が自由
タクシードライバーという仕事は3つの勤務体制があり、それぞれ休憩時間が異なります。一般企業のように同僚と顔を合わせて食事をする必要はありません。
- 昼日勤務(休憩時間:1時間)
- 夜日勤務(休憩時間:1時間)
- 隔日勤務(休憩時間:3時間)
隔日勤務に関しては、休憩が3時間もあるので十分に休みながら働くことができます。
また、休憩を取る時間は比較的自由なのが特徴的です。
その日のペースや自分に合わせて休憩ができるので働きやすいですよね。気になっているお店に行ってみることもできます。
4.自分で自由に働ける
タクシードライバーは、1人で働く時間が多い職業です。チームワークはさほど必要とされません。集団行動が苦手な方には向いているでしょう。
無線でお客様のところに行くように指示が来ることはありますが、基本的に営業中は1人で動き、どの時間にどこに行くかなど、営業の仕方も自分で決めることができるのも特徴的です。
実際には、「今日は武道館でイベントがあるからここ中心に営業しよう」などその日のイベントや天気の状況などからプランを決めて仕事をしていました。
自分が考えたプランで売り上げが高いと、やりがいにも繋がりますし嬉しいですよね。
上司からの圧力、職場の人間関係によるストレスがないので、自分1人で仕事をしたい人におすすめです。
休日が多く人間関係のトラブルがないことが魅力
一人で仕事をすることが好きな方には向いているかも?
タクシー運転手は誰でもできる楽な仕事ではありません。しかし、中途で異業種からタクシー会社に入ってきた方の中には「思ったより楽だった!」「働きやすい」という方もおりました。
その理由はやはり、人間関係と休日の多さかなとあらためて思います。
干渉されることが嫌いな人、休日がたくさん欲しい人、そんな人にとってとても働きやすいと思います。