「タクシー会社へ転職したいけれど、どの会社が良いのだろう・・・?
「転職でチェックすべきタクシー会社を知りたい。」

タクシー会社への転職を考えている方のなかには、このように思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。現在タクシー会社はたくさんあるため比較しづらいですし、どの会社をチェックしたらいいのか悩みますよね。

そこでこの記事では、タクシー会社への転職でまずチェックしておきたいタクシー会社「日本交通」をご紹介します。

具体的な内容は以下の通りです。

・タクシー業界における日交タクシーとは?
・日本交通株式会社について
・日交タクシーが選ばれる理由
・日交タクシーの募集要項

日本交通は、数あるタクシー会社の中でも最大手といわれるタクシー会社。現在タクシー会社への転職を考えている方は、ぜひ最後までご覧いただき、転職の参考にしてみてください。

タクシー業界における日交タクシーとは?

タクシー

引用:日本交通株式会社 公式ホームページ

日本交通の創業は1928年。タクシー業界の中でも歴史の深い、最大手のタクシー会社です。現在のタクシー保有台数はおよそ6700台、ハイヤーは約1300台で車種も豊富。主に東京都内で営業を行っています。

日本交通は、タクシー事業だけでなく、交通安全や環境活動、社会貢献などさまざまな事業を展開している点も特徴的です。

交通安全への取り組みでは、運用安全マネジメントに取り組み「事故統計」「安全計画」などを開示。安全第一のサービスが提供できるよう努めています。

環境活動では「チームマイナス6%」に参加し、地球温暖化対策を進める「COOL CHICE」に貢献。クールビズやウォームビズ、エコドライブなどに取り組んでいます。

社会貢献への取り組みでは、災害時にマスメディアなど状況報告する「防災レポート車」の発足。また、塾の運営や現代アーティストを支援する「バッカーズ寺子屋」、子どもが事件や事故に巻き込まれそうになった時に保護・通報などを行う「タクシーこども110番」など、さまざまな事業に取り組んでいます。

日本交通株式会社について

タクシー

引用:日本交通株式会社 公式ホームページ

日本交通の正式名称は「日本交通株式会社」です。ここで、日本交通株式会社の基本情報や歴史、安全への取り組みについてご紹介します。

基本情報

現在公開されている日本交通株式会社の基本情報は以下の通りです。

・本社所在地:大阪府大阪市西区新町3丁目14番13号
・創業:大正15年(1926年)3月 (澤タクシー創立)
・設立:昭和16年(1941年)2月28日(戦時企業統合)
・資本金:1億円(日交グループでは13億円)
・代表取締役:澤 志郎
・従業員数:1300人(日交グループでは4000人)
・主な事業:バス事業、ハイヤー事業、その他(自動車学校・自動車整備・燃料販売・不動産・ホテル/観光施設・旅行代理店)
・売上高:90億円(日交グループ293億円)(2019年3月期)

会社の歴史

大正15年(1926年)3月に「澤タクシー」創業されました。のちに澤タクシーは戦時統合により現在の「日本交通を」設立。鳥取でバス・タクシー事業を開始し、自動車整備事業や不動産事業、自動車学校、鳥取の砂丘センター事業なども次々に展開していきます。

昭和60年(1985年)3月には創立60周年を迎え、昭和63年(1988年)5月から平成3年(1994年)にかけて、鳥取から東京・広島・京都・福岡間のバスの運行を開始

平成7年(1995年)の阪神淡路大震災では支援活動を行います。同年から、次々と新たな企業を傘下に収め、事業を拡大。バスの運行派にもますます広がりました。

平成26年(2014年)には女性専用車両のバスの運行を開始、平成28年(2016年)には観光施設をオープン。平成30年(2018年)には「 AIタクシー」の導入やわずか14席のデラックス大型貸し切りバスの運行を開始するなど、現在に至るまで革新的な試みがなされています

安全への取り組み

日本交通では「安全無事故」を目指しており、以下のような取り組みを行っています。

  • 厳しいアルコールチェック
  • 全車両にドライブレコーダーを搭載
  • 全車両にデジタルタコグラフを搭載
  • 衝突被害軽減ブレーキの装備

日本交通では、運転前のアルコールチェックを厳正に行っています。たとえ遠隔地にいたとしても、写真と位置情報から飲酒運転を防ぐシステムが導入されているとのことです。

ドライブレコーダーとデジタルタコグラフは全車両に搭載。2つの機器からヒヤリ・ハットや運転操作を記録し、安全運転のための情報収集を行い、指導に活かしています。

衝突被害軽減ブレーキとは、障害物を感知すると衝突を避けるよう警告したり、衝突回避の操作が行われなかった場合は自動的にブレーキをかけたりしてくれる装置のことです。大型バスには順次搭載が進んでいます。

このように、日本交通ではお客さまに安心して乗車してもらえるよう、安全へのさまざまな取り組みや工夫を行っているのです。

日交タクシーが選ばれる理由

タクシー

日交タクシーは、転職先として多くの人に選ばれています。その理由はさまざまですが、大きな理由は以下の4つです。

  • 寮・社宅に入居可能
  • 2種免許取得費用を負担
  • ステップアップ制度
  • 女性ドライバーも募集中

ではそれぞれについて説明します。

寮・社宅に入居可能

日交タクシーでは、寮・社宅が完備されています。希望すればだれでも入居可能です。特に、仕事に慣れないうちは収入面に不安があるでしょう。寮や社宅なら低価格で借りられるため、地方から上京してきた人でも、タクシードライバー未経験者でも安心です。

2種免許取得費用を負担

日交タクシーでは、二種免許の取得費用を全額負担しています。二種免許はタクシードライバーにとって必須の資格。しかし、取得するには20万円ほどの費用が必要です。決して安くはないため、会社側で負担してもらえるのは大きなメリットです。

ステップアップ制度

日交タクシーでは、ステップアップ制度を取り入れています。ステップアップ制度とは、タクシードライバーから、より収入の高いハイヤーの運転手や企業専属ドライバーへ昇格できる制度のこと。

適正次第では、1年未満のドライバーでもステップアップが可能です。さらなる収入アップ得を目指して働けるため、モチベーション高く業務に励むことができるでしょう。

女性ドライバーも募集中!

日交タクシーでは女性ドライバーを歓迎しています。タクシードライバーは男性が多いため、女性にとってはまだまだ働きづらい職業のひとつです。

しかし、日交タクシーでは女性専用設備を完備しており、女性でも働きやすいような環境づくりや、安心して働けるよう防犯面の強化に努めています。日交タクシーの職場環境であれば、女性でも安心して働けるでしょう。

ここで、日交タクシーの募集要項をご紹介します。転職の参考にしてみてください。

ご紹介する内容は以下の通りです。

・業務内容
・応募対象・資格・勤務地
・給与
・福利厚生
・入社までの流れ

業務内容

タクシードライバー。未経験者も歓迎、年齢関係なく募集しています。特に、安全な運転・丁寧な接客とサービスの提供ができる人が望ましいとのことです。

勤務形態は隔日勤務。隔日勤務とは、朝から翌朝まで働く勤務形態です。具体的な時間帯は8:00~翌2:00。うち休憩を3時間取ります。

長時間労働のため体力は必要ですが、出勤日の翌日は必ず休みを取れますし、月々6~8日の公休も取れるため、月の半分以上が休日になります。プライベートを充実させることが可能です。

応募対象・資格・勤務地

応募対象者の年齢・経験は問いません普通免許(AT限定でも可)を取得してから3年経過している人、または普通二種免許を持っている人であれば入社可能です。新型コロナウイルス関連で離職した人も歓迎しています。

なお、二種免許は入社後に取得できますので、未経験者でも安心してください。

また、定年は64歳とされていますが、希望すれば定年後の勤務も可能です。

給与

入社後1年間の給与体系は、「月収24~29万円+歩合給」。この給与体系は、タクシー業界で最も多い「固定給+歩合給」のスタイルです。固定給があるため安定した給与が得られ、かつ自分の売り上げ次第で歩合給をアップさせることができます

なお固定給は、月に隔日勤務で12回出勤した場合は月額24万円、休日出勤により月14回出勤した場合は月額29万円が保証される仕組みです。

1年経過すると保証期間終了となり「月収15万円+歩合給+諸手当」となります。

福利厚生

福利厚生は働きやすさに大きく関わる大切な項目。充実しているほど自働きやすいといえます。

日交タクシーで用意されている福利厚生は以下の通りです。

・昇給 年1回
・賞与 年2回
・社会保険完備
・入社準備金10万円
・退職金制度
・交通費規定内
・家族手当
・皆勤手当
・事故共済制度
・全てAT車/全車両にETC・ドライブレコーダー搭載
・カーナビ
・マイカー通勤可
・二種免許取得制度(取得費用全額負担/教習中は1日1万円支給)
・料・社宅完備

なお、福利厚生は会社によって内容が異なります。自分が重要視するポイントをリストアップするなどして、確実にチェックすると良いでしょう

日本交通株式会社 採用情報はこちら

入社までの流れ

入社までの流れは以下の通りです。

  • 1.応募(ホームページからエントリーまたは電話)
  • 2.面接
  • 3.内定後に二種免許取得
  • 4.入社

まずは応募する前に、応募資格を満たしていることを確認しましょう。応募資格を満たしていれば必ず面接をしてくれます。よくわからない場合は電話で問い合わせてみると良いでしょう。

面接では必ず履歴書が必要です。履歴書もしっかり書き込んでおきましょう。なお、現在は新型コロナウイルス感染症対策として、マスク着用・入室時のアルコール消毒を行っています。面接から内定が出るまでは1週間ほどです。

内定後、二種免許を取得します。日交タクシーでは直営の自動車学校にて二種免許を取得します。おおよその期間は8~14日間。平均では9日間で取得可能です。なお、免許取得費用は会社側で全額負担してもらえますし、免許取得期間中は1日1万円の給与保証があるため収入面の心配は全く必要ありません

タクシー会社選びで迷っているなら

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タクシー会社専門の求人サイトに相談

どのタクシー会社へ転職しようか迷っている人は、タクシー専門の求人サイトへの相談がおすすめです。タクシー専門の求人サイトに相談すると以下のようなメリットがあります。

・最新情報が手に入る
・業界に詳しい人に相談できる
・タクシー会社特化のため情報が多い
・優良企業を見つけやすい

ではそれぞれについて解説していきます。

最新情報が手に入る

タクシー会社へ転職するには、自分で一社ずつホームページなどを確認し、各会社を比較検討して転職先を決める方法もありますが、時間と手間がかかってしまいます。また、掲載されている求人情報が古い場合もあるのです。

タクシー専門の求人サイトなら最新の求人情報がそろっているため、その中から興味がある求人を一括比較が可能です。また、掲載されているのは最新情報なので、古い求人情報に惑わされることもありません。

業界に詳しい人に相談できる

タクシー専門の求人サイトには、タクシー業界に精通したコンサルタントが転職をサポートしてくれるシステムがあります

特に、タクシー業界未経験者にとっては知らないことが多く、転職に不安がある人も多いでしょう。そんなとき、業界に詳しい人に相談できたら心強く、安心して転職活動を進めることができます。

タクシー会社特化のため情報が多い

タクシー会社に特化しているサイトは、タクシー会社に関する情報が他の求人サイトよりも豊富。給与や福利厚生などの募集要項に関することはもちろん、内部事情についても聞ける場合が多いです。

タクシー会社に転職するならできるだけ詳しい情報を仕入れ、各会社を比較検討したうえで転職しましょう。

優良企業を見つけやすい

タクシー専門の求人サイトは、優良企業が見つけやすいのも特徴のひとつ。その理由は、利用者が満足のいく転職ができるよう、厳選されたタクシー会社の求人をそろえているからです。

年収や福利厚生、研修制度、勤務形態など、タクシー業界ならではの重視したいポイントを押さえて、自分に合った会社を探すことができるでしょう

まとめ

タクシー

この記事では、タクシー業界最大手の会社「日本交通」についてご紹介しました。日本交通は、長年に渡って活躍している、信頼と実績のあるタクシー会社です。

社宅が完備されており、二種免許の取得費用も全額負担、ステップアップ制度で収入を増やせるなど、働きやすい環境が整っています。

また、タクシー業界未経験者や女性ドライバーも募集中です。現在タクシー会社への転職を
考えている方は、この記事を参考に日本交通への転職を検討してみてはいかがでしょうか。

なお、転職にはタクシー専門の求人サイトを利用することをおすすめします。数ある求人から自分に合った会社を探しやすく、より満足のいく転職ができるでしょう。



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