仕事に「やりがい」を求める人はタクシー運転手向きかも
タクシー運転手になりたいと思っている人は意外と多いのではないでしょうか。歩合制の給料であるところも多いため、頑張れば年収600万円も夢ではないのです。ですが、タクシー運転手になるのであれば、少なからず向き不向きがありますので、この記事ではタクシー運転手の適正についてまとめてみました。
タクシー運転手で、仕事をする上で重要なのが“やりがい”ではないでしょうか。どの仕事もやりがいを感じて従事している方はいらっしゃると思うのですが、タクシー運転手はやりがいが収入にすぐ反映されるのです。
やりがいよりも、職場の人間関係や収入の安定性が重要という方もいらっしゃいますよね。もし、そういうことの方が重要ならちょっとタクシー運転手は不向きかもしれません。
運転している間、同僚はそばにおりませんしチームで行う仕事ではありません。運転手の人間関係はそこまで重要ではないかもしれません。売り上げが歩合のため保険営業ほどのフルコミッションではありませんが、安定しているわけではありません。
では、本題のタクシー運転手ですが、やりがいとはどんなものがあるのでしょうか。
- 接客業のため、直接感謝されることが多い
- 自分の運転や自分の接客に対して自信がもてるようになる
- 何歳でも始めることができる
- 頑張れば頑張るほど給料に反映する
上記が、タクシー運転手をする上でのやりがいではないでしょうか。例えば、タクシー運転手は1対1で接客することから、直接感謝されることも多いのが特徴です。
さらに、1対1で接客をすることで、接客業に対して自信がもてるようになったり、それを何歳であっても始めることができたりというのは大きなメリットです。
そして、一番のやりがいといえば、給料。タクシー運転手の給料は歩合制を取っていることが多いため、頑張れば頑張るほどに給料が右肩上がりになる傾向があります。
もちろん、ただ車を走らせているだけでは意味がありませんが、人を乗せて走るのであればカリスマドライバーともなると600万円以上となることも夢ではないようです。
タクシー運転手に向いている人
では、そもそもタクシー運転手に向いている人ってどんな人なのでしょうか。自分がタクシー運転手に向いているのか適性が知りたいという人は、下記を参考にしてください。
- 運転が好きである(第二種免許必須です!)
- 接客することにストレスを感じない
- 記憶力や観察力がある
- コミュニケーションが好き
- 気配りが得意
- 一人で過ごす時間も好き
- 向上心がある
- 自己管理が得意
いかがでしょうか?上記に当てはまるような人はタクシー運転手に向いているといえるのではないでしょうか。
かなり近距離で行う接客に、最初は戸惑ってしまう人も多いようですが、それこそがタクシー運転手の仕事でもあります。そして、空間には自分とお客さんしかいないため、どんな風に接するのかも大切なのです。
そして、タクシー運転手として活躍したいのであれば道を覚えたり観察力も鍛えたりする必要があります。例えば、お客さんが急いでいるという場面に遭遇することもあるでしょう。
そういった時にどれだけ最良の道を選択してあげることができるかで、到着時間にも若干の違いが出たりして、お客さんに喜ばれることもあるはずです。危ない運転はNGですが、道を覚えておくことも大切です。
タクシー運転手は車を走らせるだけが仕事ではありません。人が乗っていないこともあるので、その時には常に見られていることを意識しながら、待っている必要があります。
待ち時間さえ楽しむことができる人にはおすすめですし、自己管理が得意な人にもおすすめな職業といえます。
そして給料アップを狙いたいのであれば、どんどんお客さんを乗せて走ったり、個人タクシーに転換したりするのもありでしょう。
お客さんに選んでもらえるタクシー運転手になるためには様々な適正ポイントがあります。ですので、タクシー運転手に向いているのかな?と疑問に思うのであればぜひチェックしてください。
タクシー運転手に向いていない人
続いては、タクシー運転手に向いていない人の特徴です。どんな人がタクシー運転手に向いていないのでしょうか。向いている人と同様に箇条書きでいくつかご紹介します。
- そもそも車の運転が嫌いである
- 体力がなく、持続して運転することが難しい
- 自分だけを考えマナーがなっていない人
- 自己責任がなく人のせいにする人
- 接客が嫌いな人
- コミュニケーションが苦手な人
上記に当てはまってしまう人は、タクシー運転手は向いていないかもしれません。もちろん、1つあてはまったから向いていないというわけではありません。
上記に当てはまるような人でもタクシー運転手をしているという人は多いです。ですが、当てはまる項目がある場合には、お客さんに不愉快に感じてしまわれる可能性があります。
例えば、接客が嫌いな人がタクシー運転手になった場合、お客さんが乗り込んできたときの態度が威圧的になってしまったり、無表情になってしまったりとお客さんを不快な気持ちにさせてしまうでしょう。
そのため、次回から乗りたくないという人が出てしまう可能性があるので、注意が必要なのです。
その他にも、タクシー内で必ず交わされているものといえば、“会話”。会話のためにはコミュニケーション能力が必要となりますが、このコミュニケーション能力に関しては得手不得手もあります。
たまに、しゃべりたくないお客さんもいると思いますが、それ以外のお客さんは基本的に無言にそわそわしてしまう人も多いようです。
それが長旅であればなおのことです。静かな車内というのは落ち着かない人もいるので、タクシー運転手にコミュニケーション能力は必須といえるでしょう。
タクシー運転手として活動するには向き不向きがある
タクシー運転手というと誰もが向いているというイメージをもたれがちです。その背景には、“ただ人を乗せて走るだけの職業”と思われていることがあるでしょう。
ですが、タクシー運転手とはそんなに単純なものではなく、接客業の中で位いうのであればトップレベルで大変な職業と言っても過言ではありません。
タクシー運転手になってみて後悔したという人も多いようです。ですので、後悔しないためにも自分がタクシー運転手に向いているのか向いていないのかを見極めることが大切。
向いているから確実にタクシー運転手になるべき!とはいいませんが、今の職業などに不満を感じていたり、やりがいを感じられなかったりするのであれば、タクシー運転手という選択肢もあるでしょう。
まずは、チェックを行い自分がタクシー運転手に向いているのかを見定めましょう。