1年目のタクシー運転手が覚えておくこと

1、事故・乗務員1年目は9割起こす

乗務員になって1年以内に事故(有責事故)を起こす確率は9割です。大手の会社が出している統計なので、ほぼ間違いないです。

ではなぜ1年以内に事故を起こすのでしょうか。 理由はいくつかあります。

理由1・そもそも東京の道に慣れていない。

道に慣れていない事が、ドライバーにとって常に不測の事態の連続です。
それに加え、運転が仕事になりますので、長時間運転が集中力を鈍らせます。

売上の高い乗務員に限っては乗務から3年経つと事故が一気に0に近づくという統計も出ているからおもしろいですよね。

理由2・よそ見運転

お客様を探しながら運転しているので、常によそ見運転が事故を誘発します。
よく考えたら、タクシー運転手って器用な事をしていますよね。笑

それに空車の場合、法律的に常に左側を走っていなきゃイケないので、左側に寄せている駐車車両をかわしながらの運転も多いので、危ないですよね。それが面倒だからと言って、中央車線寄りに走っていると、売上を落としやすくなります。。。

ご多分に漏れず私も乗務1年目で過失50%以上の事故を6件も起こしました。ただし当時の若さ故の将来性と、仕事っぷりだけは買われていたので、運行管理者から宝物のように大事にして頂き、ここまで来れました。そういう意味では運が良かったのだと思います。

ある程度の年齢を超えていたり、売上が低いだけで、悪さをしたときの運行管理者の態度は変わっていたのかもしれません。また事故を起こしても、慌てずに対応しましょう。

2、道を間違える

とにかく新人の頃は道を間違えます。お客さんは、タクシー運転手なんだから道を知っているものだと思って乗車してきます。最低限の情報を伝えて、電話を始めてしまうお客様もいます。だから厄介なのです。

情報を細かく多く出してくれるお客さんだと大丈夫なのですが、電話中だったり複数人で乗ってこられたりして打ち合わせ中だったりすると、細かい情報を聞き出しづらいですよね。そこは勇気をもってきちんとコミュニケーションを取るようにしましょう。

対応策としては、ドアを開けたら1番最初に言うこと。

「新人ですけど、大丈夫ですか?」

ドアを開けてお客さんが車内に入ってくる直前くらいに伝えるのがベストです。お客さんが車内に完全に入ってから伝えると、最初に言えよと文句を言う人もいます。お客さんが車内に入ってしまったら、きちんと基本動作(挨拶、目的地とコース確認)を行った上で、道がよくわからない場合は、新人である事を正直に伝えましょう。

3、交通違反

お客様の指示によるもので違反をしてしまうパターンと、自ら道路交通法違反をして、警察官のお世話になるパターンがあります。

お客様の指示による違反は、お客様が意図的に指示を出してくる場合と、違反とわかっていないで指示してくる(一方通行の路地なのに『ここに入って』等)場合があります。お客さんが意図的に指示をしているものと気づいた場合は、毅然とした態度でハッキリとお断りしましょう。

ちなみにそのような強要をしてくるお客さんは、運行引受義務の例外に当たりますので、さようならぁです。正しくは警察です。

またお客さんが意図しないで指示してくる場合は、きちんと道路標識の説明をドライバーからするようにしてください。自分の身を守りつつ、お客さんと上手くコミュニケーションを取るようにしましょう。

4、クレーマー対応

慣れなのですが、クレーマー的な存在もいるわけで、、、色んなタイプのクレーマーがいます。運転操作(ハンドリング操作やアクセル操作)、接客態度、走行スピード、走行ルート、言葉遣い、料金について、到着時間、ドアの開閉時にわざと手や足を挟まれる、新人乗務員いじめ、、etc

上記以外にも様々な事について、いちゃもんをつけてくるお客様がいます。乗務経験の浅いうちにも事前に防ぐ方法ありますので、下記を参考にお願い致します。

  • 言葉遣い→これは勉強してください。笑
  • 接客態度→低姿勢で明るく行けば大丈夫です。横柄で暗いのは苦情の原因です。
  • 走行スピード→法規通り、急ぎの場合はプラス10km/h以内で大丈夫です。もしお客様が何か言おうものなら、低姿勢で毅然と応対しましょう。
  • 走行ルート→基本通りお客様に確認しましょう。道がわからなければ、正直にお客様に申し出て教えてもらいましょう。知ったかぶりは禁物です。
  • 料金に自信が無ければ、、、→いつも通りの値段で大丈夫。と伝えましょう。
  • 到着時間→道路事情もありますので、プロドライバーとして、安全の範囲内で努力する事。
  • ドア開閉時→よく直視してください。見てれば防げます。
  • 新人いじめ→これは色んなパターンがあるので、何とも言えません。

しかし過去の私の例を1つ言えば、、、演技で車内事故を誘発してくるお客様がいらっしゃったので、シートベルトの声掛けは必ず行うようにしてください。

5、銀座地区の営業方法

タクシー業務適正化特別措置法に触れない営業ができれば良いのですが、それに引っかかった営業を指導員に現認された時点で指導を受けます。

そうすると営業所の点数と、乗務員証の点数が引かれてしまいます。自分自身が銀座で営業をするつもりが無くとも、実車でお客様に銀座に連れて行かされる場合があります。東京でタクシードライバーをやるなら、銀座地区のルールを覚えるのは必須です。

補導員は頻繁に見回りを行っていますので、甘く見ない方が良いです。

まとめ・1年目の働き方は大事

5つを心にとめて乗務しましょう。

以上、新人運転手が気を付ける5つでした。

普通の会社員と異なり、仕事中は一人なのでタクシー運転手は社内の人間関係を気にすることはありません。でも、事故や違反を起こしてしまった場合に会社に居づらくなり、退職というケースはたくさん見てきました。

新人で不慣れゆえのミスは仕方がないかもしれませんが、運行管理者から期待してもらえる新人かどうか、働きぶりは見られるかと思います。5つを心に留めて、運行管理者ともいい関係を築くようにしてください。

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