タクシー運転手着る制服の規制とは?メリット・デメリットも

タクシーといえば、「タクシー運転手って白手袋で制服を着ているな」「車内はレースのシートカバー」とイメージがある方も多いと思います。
田舎のタクシードライバーや個人タクシーでは私服の方もいますが、都内ではほとんどのタクシードライバーが制服を着ています。

私はタクシー運転手として働いておりました。制服のついての、メリットやデメリット、会社のルールなどを書いていきたいと思います。これを機会に、タクシー運転手の仕事にちょっと興味を持っていただけたら嬉しいです。

タクシー運転手にはどうして制服があるの?

ほとんどのタクシー会社ではドライバーに制服を着るように義務付けしています。

会社がドライバーに制服着用を義務付ける主な理由としてお客様に対しての安心感や清潔感、あとイメージがよくなり信頼感をもちやすくする効果もあると思います。

医者がジャージだったら、どうでしょう?白衣だから権威があるように感じるという、制服は着るだけで相手にイメージをもたせますね。運転が上手でも、運転手がラフすぎる格好では運転が上手そうに見えないこともあるかもしれません。

また、お客様に対しての接客マナーがあるような印象も受けないですよね。

タクシー運転手は男性が8割です。女性ならば「接客業だから清潔感がある服装を心掛けて」と一言いえば自分なりに工夫して清潔感がある私服で仕事に来てくれるかもしれませんが、正直、タクシー運転手の私服はひどいです。手っ取り早く清潔感がある印象にするためには制服は一番簡単な方法だと思います。

タクシードライバーの制服の特徴

タクシードライバーの制服の特徴といえば、ベスト付きのスーツ姿が主流だと思います。手袋や帽子がある会社もありますね。
タクシー会社によっては女性はスカート、夏場はジャケットを脱ぐなど仕様が変わります。一般的には、スーツ姿にパンツといったのが基本になります。また女性の制服がないから女性ドライバーは私服という会社もありました。

帽子はまぶしい時に光を遮るのに便利です。まぶしいからといってサングラスだと印象が悪いから帽子があると聞いたことがありますが。

手袋をしていると清潔感、高級感がある印象になります。ハンドルも汚れませんし。

タクシー会社の制服規定

タクシードライバーの制服の規定については、指針があるわけではなくタクシー会社ごとに様々な規定やルールが決められています。

スーツ着用が主流

タクシー業界は、男性のドライバーが多くを占めていてスーツ姿でネクタイが基本になります。近年では女性ドライバーも増えておりパンツスーツでネクタイの代わりにスカーフを着用するのが一般的になってきています。
会社によって変わりますが、女性の場合はパンツスーツにするかスカートにするか選べる会社も存在します。

クールビズも定着

昔はタクシーの中はガンガン冷やしていたようですが、震災以降、ビジネスの現場では、夏場にクールビズが定着してきましたよね。タクシー業界でも2008年から日本交通を初めにクールビズを導入し、それに続いて各社、夏場はジャケットやネクタイを着用しないのが一般的になっています。

エアコンを強くかけないため燃費もいいです。もちろん、お客様に快適に車内で過ごしていただきたいためお客様に合わせて室内温度は調整しております。

制服は無償貸与が一般的

タクシー会社は制服の無償貸与が一般的です。しかし、有償レンタルとして貸与する会社も存在しています。その場合は、少額ですが毎月の給料から天引きされます。

少額とはいえ毎月の給料から天引きされるのは抵抗を感じますよね。タクシードライバーに転職する際には、入社前に確認しておくことをオススメします。

タクシード運転手になって思った制服のメリットやデメリット

メリット1:ブランド力

ここでは、タクシードライバーの制服のメリット・デメリットについて紹介していきます。タクシードライバーの制服は会社によって異なります。

ブランド力が高い会社の場合はお客様が制服を見ただけでどの会社か見分けます。食事をしていて、休憩していて「オタクの会社の運転手がゴミを捨てた」とか本社に告げ口される可能性もあり、休憩中も会社の看板を背負っている意識がたかまります。

メリット2:悩まない

仕事をする際に服装に悩まなくなる点もメリットとなります。一般的なビジネスマンの場合は、スーツの種類が沢山あり、購入したり、着替えて毎日出勤する際など悩むことが多くあります。

制服の場合は会社によって決められているので貸与の際や仕事を行う際には悩まなくて済みます。

デメリット1:管理が難しい

基本的に制服の管理は自分で行わなければなりません。制服は毎日使うモノなので汚したり、なくしたりする可能性もあります。家で洗えるつくりではなく、基本的にはクリーニングに出しますが、クリーニング代は自腹です。

このような管理も自分で行わなければなりません。

デメリット3:気温差への対応が難しい

制服は夏場や冬場などに対応するのが難しいです。とくに猛暑の時は制服よりは家で洗える通気性がいいポロシャツで仕事をしたいなとよく思いました!デメリットは夏の暑い時でも着なければならないことかなと思います。

冬の寒い時は、みんな中に何か着込んで調整しているようですが、私服ではないためその時の気温によって服装を変えることができません。

まとめ・タクシー運転手に興味を持っていただけたら嬉しいです

ここまで、タクシードライバーの制服について紹介してきました。制服があると、服選びに困らず、楽ですしお客様からの印象はいいのですが、暑い時に困るなどデメリットもあります。

これからタクシー運転手になりたいなと思っている方は、制服代が無償なのかどうかしっかり確認してください。参考になれば幸いです。

 


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大森タカ
20代のフリーライター。新卒としてタクシー会社「日本交通」での就業経験や未経験職種への転職経験などを通じて、・就職・転職・キャリア関係の記事を執筆。