私は大分県のとある会社に勤めている現役タクシードライバーです。そんな私のタクシー運転手を副業に考えている人に少しでも手助けになればと考えています。

タクシー運転手として副業は可能?

どの時間帯もお客がいる東京などの都会は別ですが、副業でタクシー運転手をやるのは地方は可能です。

地方と言っても日本全国の事情は分かりかねます。ここから述べることは個人的な体験談で、お住まいの都道府県、働いている会社にも寄りますので、参考程度にしてください。

例えば、実家が農家をしていて、畑や田んぼ等の仕事や収穫、販売をしていて家の手伝いの延長で農家をしている兼業農家は田舎では少なくありません。そんな農家の方は堂々と農家とタクシー運転手のダブルワークをして、当たり前ですが農業最優先でタクシーは副業程度の感覚です。

農業でも生活出来なくはないが、余った時間でタクシードライバーとして勤務している人は、私の回りにも沢山います。

その他の兼業ドライバーの本職は漁師や新聞屋、駐車場やアパートの管理人などなど。タクシー会社にしてみれば、仕事をしてほしい時に仕事をして貰えれば問題ないと言う会社が私の周りには多い気がします。

なぜ、堂々と副業が出来るの?

堂々と副業できる理由は田舎はタクシードライバーが少ないからです。都会でも昔に比べるとドライバーの人数は減っていて、車が余った状態の会社が多いと聞きます。

タクシー車両をより少しでも稼働して、お金を稼ぎたいと言うのが本音のようです。

地方の場合、タクシー会社やタクシー協会が運転代行のサービスも提供しています。 近年では飲酒運転が厳しい罰則になり、運転代行業務でもドライバーが必要なことも人員不足の要因の一つです。

また法律改正により一人の運転手を勤務させる最大時間が年々減っている為、一人でも多くのドライバーを確保しようと積極採用している傾向が強くなっています。ライセンス(二種免許)が無くても二種免許取得費用を負担してでも働いてほしいと言うのが実態で、家の手伝いや他の副業にも寛大な会社が多いです。

タクシー会社から見れば副業をしていると思っていても、本人はタクシーを副業とは思っていない場合もあります。例えば、高齢者のドライバーは年金を貰いながら運転手をしている人もいます。

しかも保健などは会社が一部負担してくれます。本業の稼ぎや運転手としての能力、勤務状況にもよりますが上手くすると完全なタブルワークをして保健などを一部払って貰える状態になります。

副業OKな3つの背景

  • ドライバー不足でタクシー車両の方が余るため稼働させたい
  • 運転代行でもドライバーが必要になるため人手が運転代行と分散する
  • 法改正で1人の運転手の乗務時間が減っている

タクシーの副業はどれくらい稼げる?

副業で運転手をする場合、時間や出勤日数によって給料が変わります。会社の雇用形態にもよりますが私の周りは基本的に歩合制です。なので働かない人は給料が低いは当然で頑張って働く人は沢山、給料が貰えます。

私の場合は、時間や出勤日数は基本的に自由で最低15日以上の出勤を条件に売上の半分を給料として頂いています。しかし平均20日位は働いています。時間は法律の関係ある為、その都度責任者と相談し出勤日数や出勤時間や退勤時間を変更しています。それで年収は300万位です。

仕事内容や運転する車によって料金が違うため給料は変わってきますが、大きい車を扱う方が給料は良くなります。基本的に運転する時間が給料に繋がるため、待機の時間がなく、予約等の場合で時給2万の時もありました。

しかし歩合制の為、時給0円の可能性もある為、注意が必要です。

基本的に運転手が足りない会社は仕事がないというより人手不足で依頼を断る事が多い位で、仕事は適度にあると思います。適正により勤務時間は考えて、本業にさつしかえない時間で働く事が出来れば、副業として安定した収入になる可能性は十分あります。

会社にもよりますが指名による仕事がある場合、特定の人から仕事が入るようになれば安定しますし、特定の店や会社などが出来れば副業を越えて本業ばりに働く事も出来ます。

誰でも簡単にタクシー運転手になれる?

タクシーの仕事は簡単に言うと、人を乗せて目的地まで車を運転するだけです。運転に抵抗のない人にとっては簡単な仕事です。

2種免許のライセンスが必要ですが、車を運転する事が出来れば基本的に誰でもタクシー運転手になれます。また、最近はカーナビの普及により道を覚えると言う事も少なくなっています。

とは言っても副業の場合、時間の制限が気になると思いますが問題はありません。仕事内容によれば昼間しか働かなくて良かったり、夕方からしか働かないなど色々ある為、希望の時間帯にあった仕事をする事も不可能ではありません。

極端な例ですが、会社としてはどうしても朝の2時間だけ運転手が欲しい時や、夜の2時間だけ運転手を増やしたかったり、1つの仕事を片付けてくれるだけで良い時もある為、必ず一日中、拘束される訳ではありません。

参考例・大分県のケース

本業に差支えがない範囲でタクシーの副業はおすすめ

私の働いている大分県ではタクシー組合がドライバー確保の為に紹介料として5万円を用意してまで運転手を増やそうとしています。現状として高齢のドライバーが多く、今後の事を考えれば運転手を一人でも多く確保する事はタクシー会社にとって、また組合にとっても大切な事になっています。

なので副業として、ある程度のワガママは許してくれていると思っています。本業の所得や税金なども私は会社に申告し、会社に対応して貰っています。自分で役場の税務科や保険、年金機構に行く手間も省けますし、理解出来ない事があっても全て会社を通して行うため、とても楽です。また分からない事やお得な情報を教えてくれたりします。

もちろん、自分で確定申告をしている運転手もいます。どうしても仕事の事を秘密にしてタクシー運転手の副業を行うと、時間などの拘束やタクシー依頼の際に断り難かったりする為、最悪の場合は責任者や担当者には伝えておいた方が後々、問題にならないで済みます。

本業の空いたスキマ時間を利用して無理のない程度のタクシー運転手を副業として考えても悪くはないと思います。


<広告・PR>
堀 智
大分県の30代タクシードライバー。学生時代に福祉学科を卒業し老人ホームに就職し3年で退社しパチンコ屋、ホテル管理、飲食店など色々な仕事を転々とし28才の時にタクシー会社に就職し現在に至る。